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他人のせいと自分のせい

入学試験に合格した、サッカーの試合でゴールを決めた、など、私たちは日々いろいろな体験をします。どの出来事(結果)にも色々な原因がありますが、何が原因だったと思うかは人によって違います。

たとえば「入学試験に合格した」という結果について「自分が頑張って勉強したからだ」といったように自分の中に原因を求める人と、「いつもの年より試験問題が簡単だったからだ」といったように自分の外に原因を求める人がいます。

自分の中と外、どちらに原因を求めやすいかも人の性格の一つです。

ビッグ・ファイブの大きな特性(外向性・協調性・良心性・情緒安定性・知性)をさらに細かく分類した小さな特性のようなものだといえます。

どちらの特性に当てはまりやすいかは文化の影響も大きく、アメリカ人は日本人に比べて自分の中に原因を求める傾向が強いといわれています。

どちらの特性にも良い面と悪い面があり、自分の中と外、どちらに原因を求める方が良いというものではありません。

例えば、自分の中に原因を求めやすい人はポジティブな考え方を持ちやすいともいえますし、一方でよい結果が出たのはすべて自分のおかげだと自分勝手に考えやすいともいえます。

「原因の所在」をどこに求めるかは心の健康とも大きく関係してくるのです。


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