「夢分析」は、心に問題を抱える人の、無意識を知るために考え出された方法です。
オーストリアの精神科医で心理学者のフロイトや、スイスのユングは、心に問題をかかえる人は、無意識に問題があるのではないかと考えました。そして、無意識に問題があるのだとしたら、どのような問題があるのかを知りたいと考えました。そうして考えだされたものが「夢分析」です。
夢には、無意識の中にあるものがあらわれている可能性があります。
夢を分析することで、夢の根源となった無意識の中のものが、把握できるかもしれません。
そして、その無意識の中にあるものから、無意識にどのような問題があるのかをうかがいしることができるかもしれないのです。
なお夢分析は占いの方法として紹介される「夢診断」とは全く別のものなのです。
そもそも夢分析は、心に問題のない人の夢を分析するためのものではないのです。
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